彼女の親に挨拶(結婚ではない)する時の服装や手土産は？話題おすすめも紹介

彼女の親に挨拶に行く…。それが結婚ではないとしても、彼氏としてはド緊張ですよね。

いやむしろ、結婚を期待されるようで居心地が悪かったりして…。

そんなあなたへ、彼女の両親への挨拶をサクッと乗り切れるよう、服装や手土産、気づまりにならないような話題もドーンとまとめました。

結婚ではないけど、彼女の親に挨拶するべきタイミングや、彼氏として気を付けるべきNG行為もどうぞ。

彼女の親に挨拶(結婚ではない)する時の彼氏の服装は？スーツ以外は？

彼女の親に挨拶に行けば、彼氏の服装次第で雰囲気が大きく左右されます。

結婚ではない場合でも、スーツで行くのが無難。でも彼女の親に「普段着で来てね！」と言われてしまったら…？

あえてスーツで行けば、「結婚の挨拶！？」と勘違いされるかもしれない。制服で行けばOKだった高校時代が懐かしい。

そこでここでは、彼女の親に挨拶に行くけど結婚ではない場合、彼氏の服装の選び方について解説。夏・冬・スーツ以外の選択肢も紹介しています。

スーツが無難～夏・冬の季節に関係ない

彼女の親に挨拶するなら、やはりビジネススーツが無難です。季節も問わない。

夏の暑い時期なら、薄いブルーのYシャツで、上着は脱いで腕にかける。これで涼しげながらも折り目正しい印象になります。

冬ならば、コートを羽織ってもスーツのスマートさは損なわれません。

そうです！

スーツの便利なところは、靴下も靴もオシャレとか気にしなくていいこと。普段の出勤もスーツなら、着なれた服装でGO！です。

スーツ以外なら襟付きシャツとスラックス

スーツ以外の服で、彼女の親に挨拶に行くなら

結婚ではないけど、「きちんと挨拶に来ました」の意思表示です。ざっくり表現するなら、オフィスカジュアルですかね？

とにかく「上に着る服はエリ付き」なら間違いないです。

ちなみにポイントは、オシャレセンスより「手入れしている感」です。

Yシャツとスラックスはアイロンをかけ、折り目をきっちりつける。面倒なら、クリーニングから返ってきたやつを着る。

どうしてもスラックスがイヤなら、やはりピシッとアイロンをかけた綿ズボンもOKです。

夏はカーディガンとポロシャツ

夏に彼女の親に挨拶するなら（そして結婚でないなら）、彼氏の服装はカーディガンとポロシャツも選択肢です。

この組み合わせなら、涼しげでありながらもきちんとした印象だから。

ただしゴルフウエアみたいな派手なデザインは避け、白・紺・ネイビー・ダークグリーンの無地がおすすめ。

カラフルなデザインだと、介護施設のスタッフさんみたいになっちゃうよ。

カーディガンがあった方がいいのは、冷房対策と体臭予防。緊張して、絶対冷や汗かいちゃうから。

ちなみにズボンは、チノパンやジーンズは避け、スラックス（もしくは綿パン）がいいです。

冬は無地のセーターに襟付きシャツ

冬に彼女の親に挨拶するなら、無地のセーターに襟付きシャツがおすすめ。結婚ではないけど、適度に礼儀正しい感じにできます。

セーターは派手すぎない色合いで、クリーム色や黒、ブランなど。ドクロの模様とか、クセの強いデザインは避けます。

そしてコートをトレンチやPコートを選択すれば、彼女の親に挨拶に来た彼氏の服装として完成。防寒に優れているからと言って、軍用コートやドカジャンはダメです。

靴は革靴でスニーカーはNG

結婚ではないとしても、彼女の親に挨拶に行けば、足元は見られると思って下さい（色んな意味で）。

靴は革靴。スニーカーは微妙です。

親世代にとって、社会人の男が挨拶に来るなら革靴だし、それが誠意のイメージ。

でもつま先がツンと尖っている、デザイン性の高い革靴は要注意です。 親の世代によっては「うさんくさい男」と感じるようですから。

彼女の親に挨拶(結婚ではない)する時の手土産おすすめは？

彼女の親に挨拶するなら、手土産はとても重要。

結婚ではない場合でも、手土産は親への敬意だし、会話の潤滑油にも使えます。

ここではどんな手土産がおすすめなのか、具体例を挙げて紹介しましょう。

手土産の予算は2千円～4千円

彼女の親に挨拶するときに持参するなら、手土産の予算は2千円から4千円程度。

この予算範囲内なら、先方に気を遣わせず、でもこちらの心遣いを見せるのにちょうどいい。

結婚ではないなら、「さりげなさ」をアピールするのがコツです。

個包装の焼き菓子（日持ちするもの）

まず一番のおすすめは、日持ちする焼き菓子セット。

彼女の親に挨拶するなら、家族全員で後で分けられるものが好印象です。

買う場所は、老舗デパートが無難。くれぐれも近所のスーパーやコンビニで適当に選ばないこと！

そして賞味期限は、1週間以上のもの。仏壇に供えてから食べるかもしれないので。

結婚ではないとしても、その辺りの気遣いは礼儀です。

小さいサイズのお酒

彼女の家族（特に父親）が酒好きであれば、小さいサイズのお酒も手土産として喜ばれます。

本格焼酎（乙類）・泡盛や地ビール、地酒、ワインなど、特別感のあるもの。あるいは自分の地元のお酒を選ぶと、話題作りにもなり一石二鳥です。

彼女の親に挨拶は緊張しますが、結婚ではないなら気楽に「飲みましょう！」ノリも悪くないです。

強いて言えば、抜栓してもすぐには風味や香りが飛ばない焼酎が無難かなあ。

自分の故郷の名産品

彼女の親に挨拶するとき、話題になるのは「彼氏のアンタは何者か」です。

なので、自分の故郷の名産品を手土産として持参するのが賢い。

地元の銘菓や特産品は、レアものほどエピソードを広げやすい。ただし賞味期限が長く、持ち運びやすいものを選ぶのがコツです。

あるいは小さいサイズの地元調味料も、料理好きの人には垂涎の的です。買うきっかけがなかなかありませんから。

そして「料理に興味ある彼氏くん」と思われるのは、結婚ではないにしても得なことです。

そのまま食べられる果物

彼女の親に挨拶するけど結婚ではない場合、その場限りの手土産もおすすめ。ズバリ、そのまま食べられる果物です。

選ぶなら、切らずにそのまま食べられる果物がベスト。いちごやブドウ、高級みかんなど季節の果物なら、見た目も鮮やかで、しかも旬だから甘いです。

もちろん多すぎない量、上品な小箱サイズで買いましょう。

彼女の親に挨拶(結婚ではない)する時の話題は？

彼女の親に挨拶する。まだ結婚ではない。

服装や手土産よりも問題は、彼女の親との話題です。

ノープランで行けば、彼氏のあなたは緊張して頭の中が真っ白に…。

一方でほどよい話題を用意していけば、「聞かれたくないこと（例：結婚するの？収入は？…など）」を突っ込まれないで済むというメリットもあります。

彼女の良いところや好きな部分の話題

彼女の親に挨拶するなら、一番優先するべき話題はこれ。

彼女の良いところや好きな部分について話すこと

例えば、彼女の家庭的な面や一緒に家事をしているエピソード、あるいは誰かに優しい態度だった話。

彼女の親は、娘が幸せになることを一番に願っている。だから彼氏の自分が彼女を大切に思っていることを伝えるのがいいです。

彼女といっしょに家事をしている話題

彼女と一緒に家事をしている話題も、彼女の親に挨拶するときにおすすめ。結婚ではないにしても、家庭的なニュアンスのエピソードは反応がいいです。

特に、既に同棲中のカップルなら、いくらでもネタはあるはずです。

自分の出身地の観光地や有名人の話題

彼女は好きだが、その親は見ず知らずのオジサン＆オバサン。

そんなアウェイな場面でも、盛り上がりやすい話題をひとつ。

自分の出身地の観光地や有名人に関する話

彼女の親に挨拶するけど、結婚ではないしその話をしたくない場合のテッパンネタです。プロ野球選手、演歌歌手、芸能人、地元が田舎でも、同じ県内にはけっこういるもんです。

オリンピックや紅白歌合戦のような時事イベントにからめると、ドカーンと盛り上がる。

自分の職業や趣味など自己紹介

今は結婚ではないけど、将来いっしょになりたいと考えているなら、彼女の親に挨拶するついでに、自分の職業や趣味について話すこともありです。

仕事の内容や自分のポジション、出身高校・大学、持っている資格、学生時代の部活、ずっと続けている趣味…。

ただし注意点は、自慢話にならないこと。

政治や宗教、下ネタの話題は避ける

彼女の親に挨拶するときに、避けた方がいい話題もあります。

特に下ネタは生々しい想像に繋がるから絶対NG！

それ以外の項目も、初対面の場ではリスキー過ぎます。彼女の親御さんを不快にさせるだけでなく、思い出したくないトラウマを逆なでするかもしれません。

彼女の親に挨拶(結婚ではない)するタイミングはいつ？

彼女の親に挨拶するタイミングは、一番わかりやすいのが結婚したいとき。でも結婚ではない場合でも、節目のイベントがあれば挨拶の良い機会です。

ここでは、その他に彼女の親に挨拶するべきときをまとめて紹介します。

同棲を始めるとき

これからは結婚するよりも、普通の選択肢になりそうな「同棲」。そのタイミングで挨拶に行くのは、彼女の親御さんへのマナーと言えます。

正直な感想として、同棲とは「生活」です。

双方の親と仲良くしておいて、野菜とか送ってもらえると本当にありがたい。その本音はともかくとして、結婚ではない同棲でも、彼女の親に挨拶するメリットはあります。

あと縁起でもない話ですが、彼女に何かあったとき（事故とか）、親御さんに連絡しやすいです。

お盆やお正月（季節のイベント）

お盆やお正月などの節目のイベントは、彼女の親に挨拶する絶好の機会。

他の家族が集まるタイミングで、結婚ではない場合でも、自然な形で彼女の家族と仲良くなりやすいです。

特にお正月なら、彼女の兄弟姉妹や甥・姪など、年齢性別も様々な人が集まりがち。万が一彼女の親（例：怖いお父さん）と気まずくなっても、誰かが間に入ってくれます。

彼女の親が入院したとき

彼女の親が入院したときには、お見舞いを兼ねて挨拶するタイミング。結婚ではない場合でもすごく自然です。

病院や病室では長時間の面会はできず、短時間サッと会うだけなのも気が軽い。彼女が頻繁に面会に行くなら、送迎がてら顔を出すものアリです。

彼女の助けにもなるし、会える時間も増えるし、一石二鳥です。

彼女との結婚を意識したとき

彼女との結婚を意識し始めたなら、それこそ「今でしょ」のタイミング。

初めて会いに行ったときは、結婚の話はしなくてもOK。将来もずっと付き合う人たちですから、手土産もいろいろなバージョンを持参し、ゆっくり関係を深めればいい。

服装ですか？

彼女の親に挨拶(結婚ではない)で彼氏のNG行為は？【やってはいけない】

彼女の親に挨拶するなら、結婚ではない場合も、初対面での印象が肝心です。

だからこそ、やってはいけない行為がいくつか…。これらのNG行為は、印象としては最悪で一発アウトの可能性大。

大切な彼女を悲しませ、あるいはメンツを潰すことになりかねないのでご注意ください。

ダメージジーンズやカジュアルすぎる服装

彼女の親に挨拶するときの彼氏の服装では、ダメージジーンズやカジュアルすぎる格好はNG。結婚ではないから大丈夫…ではないです。

学生ならまだしも社会人なら、服装で判断されても文句は言えない。

基本ヤカラ系とかワイルド系は、親世代に不評ですね…。

無精ひげや寝ぐせを直していない

これも身だしなみのNGパターン。彼女の親に挨拶するなら、無精ひげや寝ぐせが直していく…のが絶対いいです！

ちなみに鼻毛や伸びた爪など、細かい部分もけっこうチェックされます。

で、後で娘である僕の彼女にLINEがくる。

新しい服を買うより簡単だし、金はかからないし、まずは身だしなみです。

スマホをいじりながら会話する

2023年の国会で、スマホをいじりながら答弁したのは河野太郎大臣。野党にも、味方のはずの自民党にも怒られていましたね。

彼女の親に挨拶に行ったときも、スマホはいじらない方が無断です。

失礼無礼、楽しくなさそう、イヤイヤ来たのかな、不機嫌？、感じ悪～い！

と、まあ、こんな感じです。

結婚ではないにしても、自分の印象を悪くするコト、わざわざしなくてもいいでしょう。

彼女を見下した発言やエピソードを語る

彼女の親にとって、娘は宝物。お姫様。

そんな彼女の親に挨拶するとき、彼女を見下した発言やエピソードを話題にするのは、絶対ゼッタイにダメです。

彼女の失敗や恥ずかしい行動、彼氏の自分にとっては「かわいいエピソード」かもしれないが、ヒトに言う話じゃない。

彼女のメンツは潰れるし、最悪、モラハラ男と思われてしまいます。

彼女の親にタメ口を話す

彼女の親に挨拶して、みんなでご飯を食べて、酒も飲んで打ち解けたとします。でも彼女の親御さん相手にタメ口や馴れ馴れしい態度はやめた方がいいです。

もしご機嫌に見えても、彼女のお父さんはムッとしています。

あ、ちなみに、だからと言って元気ない様子や無表情もダメ。

あれもダメ、これもダメ。

じゃあどうすればいいのか？

結局これが一番良いみたいです（実感）。