「明晰夢を見る」とは特殊能力なのか?
だからこそ、明晰夢を見る人の特徴は天才が多いのか?
明晰夢は奥が深い…
明晰夢とは、夢を見ながらその内容を自分でコントロールできること。そしてそれを覚えていること。
誰でもできることではありませんよね・・・。
睡眠や夢の分野では、近年「明晰夢の研究」に注目が集まっています。
そこで今回は、明晰夢を見る人の特徴やその能力を現実世界に生かした事例などをまとめました。
天才・東大生が実践しているとネットで話題になった「明晰夢を利用した勉強法」も紹介しています。
- 年齢:アラサー
- 仕事:看護師(病棟・内科系)
- 彼氏:…実は不倫を卒業したばっかり
- 過去の彼氏たち:ダメンズ多め
- 好きなもの:めんどくさい女エピソード
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明晰夢を見る人はクリエイティブ能力が高い?つまり天才的?
明晰夢とは、自分が夢を見ていることを自覚しながら、自由に夢の内容を操作することができる状態のこと。
驚くべきことに、近年の研究結果では「明晰夢の経験者はクリエイティブな思考能力が非経験者に比べて高い」と報告されています。
ざっくり言うと、天才肌の人には明晰夢を見れる人が多い
この結果はどう解釈されるべきか?
ひとつ指摘できるのは、明晰夢が自由な創造性と連動している可能性があるという点。
自分自身の夢の中で自由に物事を操作することができるということは、夢の中で物事を創り出す能力が高まっているとも考えられます。
そして、この能力は現実世界でもそのまま生かされ、創造的な思考やアイデアの形成に寄与するとされています。
クリエイティブな能力が高いことが、明晰夢を生み出す可能性も…
加えて明晰夢を見る人々は、現実と虚構を区別する能力も高いとされています。
夢と現実の境界をはっきりと認識し、その中で自由に行動できるってことですから、ねえ。
現実世界でも、新たな視点やアイデアを生み出すのに有利であるのは、当然の帰結と言えそうです。
明晰夢を見る人にはガチ天才が多い?
「明晰夢を見る」という才能を持つということは、それ自体が特殊な力です。この力とは、自身の夢の世界を意のままに操作できるという特性です。
このことだけでも、「天才」って言えそうですけど
明晰夢の利点は、夢の時間を最大限に活用し、楽しむことが可能だということ。
だって・・・、自分の意志で見たい景色や会いたい人を登場させられるってコトですから。
さらに近年の研究結果によれば、明晰夢を体験できる者には、現実世界でも特定の利点があると報告されています。
ふたつ、具体的に紹介しますね。
明晰夢と問題解決スキル
まず明晰夢の能力を持つ人々には、一般的に問題解決のスキルが優れている傾向が指摘されています。
夢の中では、全体を俯瞰して把握する経験を積んでいるからなのか、あるいは、そもそもスキルが高い人が明晰夢を見るのか・・・。
この辺りの因果関係は、研究途中のようです
ちなみに、明晰夢を見る人が得意とするのは、独創的なアイデアを求められる場面での問題解決。
明確なマニュアルから外れ、例外の例外、さらに例外・・・みたいなシチュエーションです。
お利口な優等生タイプ(指示待ち人間)がパニックを起こしているのを尻目に、ブルドーザーのように突進していく人。
「非常時だから、ガハハ」と、(雑だけど)何だかんだ解決するような人は、明晰夢を見るタイプなのかも。
明晰夢の能力と洞察力
明晰夢を見る人の「問題解決能力」と合わせ、「洞察力」についても踏み込んだ研究をひとつ紹介します。
この調査は、イギリスのリンカーン大学に所属する心理学者パトリック・バーク氏が2014年に発表したもの(出典:Adams, L. & Bourke, P. (in press). Examining the triggers of lucid insight, Dreaming)。
被験者68人(内20人が明晰夢の経験者)を対象に、遠隔連想テスト(3つの見た目では無関係そうな言葉から、結びつく共通した言葉を見つけ出す)を実施しています。
その結果、明晰夢を経験することが少ない人々よりも、頻繁に明晰夢を見る者の方が明らかに成績が良い。
パトリック・バーク氏は、「明晰夢を見る者は、洞察力が高い傾向にある」と指摘しています。
【天才や東大生向け?】明晰夢を活用した驚異的な学習法
明晰夢を見る人は、問題解決や洞察力、クリエイティブ能力に秀でた天才肌の人が多い・・・。
これを逆手に取り、「明晰夢を活用した学習法(勉強法)」も考案されています。
睡眠を利用した学習法とは、夢がありますよね~
この「明晰夢による学習法」は、天才や東京大学の学生が活用している(とSNS上で話題になった)驚異的な勉強メソッド。
その手法はシンプルで、「夢」特に眠りについた直後、最初のレム睡眠の間に見る「明晰夢」を使用します。
自分が夢を見ていることを自覚しながら、自由に夢の内容を操作することができる「明晰夢」の特徴を生かし、楽に知識を詰め込もうぜ・・・というゴキゲンな学習法なんです。
信じてませんね?…具体的に解説します!
明晰夢による学習法の特徴
「明晰夢・学習法」は、リチャード・P・ファインマン博士が実践していた「明晰夢を見る方法」を応用したもの。
彼はノーベル物理学賞を受賞した理論物理学者で、明晰夢が主要テーマではありませんが、手記で詳しく述べています。
最近話題の量子物理学の先駆者
この明晰夢・学習法の特徴は、夢の世界内であなた自身が全てをコントロールできること。
時間や空間さえ自由自在に操ることが可能で、その気になれば、体感的には無限に勉強できるわけです(やりたいなら)。
だから少ない時間で多くの時間を作り出すことができ、例えば15分のレム睡眠中に、9時間くらい活動することもアリ。
タイムマシンをチャーターするようなものですね。
明晰夢学習法の制限事項(やってはいけないNG行為)
ただし「明晰夢・学習法」には、唯一にして致命的な制限があります。
それは、夢の中で利用できるのは自分の記憶の中にあるものだけだということ。
予備知識のない分野には使えない勉強法…
つまり、覚えていない本は読むことができず、記憶していない問題は解くことができません。
ただし本や問題を視覚的に記憶してしまえば、それを夢の中で再現し、解釈することが可能となります。
それ故に、「天才が使う勉強法」「東大生なら…」と枕詞がつくわけです。
明晰夢による学習法の効果
「明晰夢による学習法」を使えば(使いこなせるなら)、限られた時間を無尽蔵の時間に変換し、経験を積むことが可能です。
これは極めて効率的で、成果を最大化するための新たなアプローチと言えます。
ちなみに日本各地で伝わる昔話では、「枕は黄泉の国につながっている」というエピソードが割とメジャーです。
「黄泉の国」とは、死後の世界・あの世のこと。
枕は「眠り」を意味しますから、明晰夢と学習法を想起させる話だなあ・・・と、天才ではない私は思いました。
「寝言に応えてはダメ」説も、たぶん根っこは同じ
明晰夢による学習法の実践方法
天才と(天才系)東大生向けの「明晰夢・学習法」。
とはいえ、誰がやってみても別に問題はありません。
しかも無料で、今夜から挑戦できます
では、この「明晰夢による学習法」を実践するためのステップを詳しく見ていきましょう。
ステップ1:寝る前の思考を整える
まず、寝る前に難解な問題や哲学的な問いについて思考することから始めます。
これにより、睡眠中の脳が解決策を模索し続け、創造的な思考を促します。
難解な数学問題や哲学は、お好みではない?
- 家は「持ち家」を買うべきか、「賃貸」で十分なのか
- あなたがタイムスリップ後、祖母に出会う前の祖父を殺害するとどうなるか?
- 村上春樹と村上龍の違い
まずは、あなたが興味を持っているテーマで、即答できない問題をひとつ選んでください。
そしてポイントは、それらに関する資料を見て、「画像」として記憶しておくことです。
ステップ2:自己観察の意識を維持する
次に、睡眠に向かう過程で自己観察の意識を維持します。
いや、観察する感じ
思考が徐々に遅くなっていく様子や、自身が睡眠に入ろうとしていることを意識的に把握します。
これにより、睡眠と覚醒の境界を明確にキャッチすることができます。
ステップ3:レム睡眠への意識的な入り方
この自己観察の意識を保持しながら、レム睡眠に入ることを学びます。
ここでのキーは、覚醒した意識を維持したまま睡眠を始めること。
幽体離脱の感覚に似ていると推測されます
これにより、夢の中で時間や空間、物理法則について、全て自分で支配できる世界に意識的に入っていくことが可能となります。
ステップ4:視覚的な記憶を利用
最後に、視覚的な記憶を呼び出します。
夢の中では、覚えているものだけが利用可能です。
だから本や問題を視覚的に記憶しておけば、それを夢の中で再現し、解釈することが可能になる・・・と、こういう理屈です。
明晰夢による学習法の実践で得られる経験
これらのステップに従って、「明晰夢による学習法」を実践すれば、短期間で多大な経験を積むことが可能となります。
ただしそれはリアルではない、しかし思考としてはホンモノ。
これは、あなたがこれまでに経験したことのない新たな学習法となるはずです。
明晰夢学習法を今夜から挑戦してみよう
ぜひ一度、この「明晰夢による学習法」をお試しください。
東京大学の学生や天才が活用しているというこの方法、あなたの学習効率を飛躍的に向上させる可能性があります。
資格試験の勉強なら、情報を画像にまとめておく、とか
適切な方法と練習を積めば、自分自身の能力と可能性を最大限に引き出せる。しかもゼロ円で出来るしね。
明晰夢を見るやり方・経験する方法
そもそも明晰夢を見る方法とは?
明晰夢を経験するためには、まず自分が夢を見ているということを自覚することが第一歩。
そのためには、「夢日記」や具体的なテクニックがあります。
夢日記をつけてみる
「明晰夢を見る方法」として、まずは夢日記が有効です。
毎朝起きた時に、夢の内容を書き留めることから始めてみてください。
スマホにちょこちょこッとメモする程度でOK
最初はあまり覚えていなくても、諦めずに1か月は続けてみる。
慣れてくるとだんだんと夢の内容が明瞭に思い出せるようになります。
また、夢日記をつけることで、自分がどのような夢を見る傾向にあるのか、特定のパターンやテーマがあるのかなどを発見できる。
それはそれで、オモシロイことです。
現実チェックのテクニックを習得する
明晰夢を経験するスキルとして、「現実チェック」というテクニックもあります。
これは、自分が現実にいるのか夢にいるのかを確認する習慣をつける方法です。
起きているとき、夢を見ている最中、どちらもやります
例えば、自分の手を見て、指の数が正しいか確認するといったことを日常的に行います。
この習慣がつくと、夢の中でも現実チェックを行うことが増え、それが明晰夢を経験するきっかけに繋がります。
レム睡眠のタイミング利用する
睡眠中に脳がREM(Rapid Eye Movement)睡眠に入るタイミングを見計らって起きると、その後に再び眠りにつくときに明晰夢を見る可能性が高まるとの説があります。
REM睡眠は夢を見るフェーズで、眠りの深さが浅いため、自我が覚醒しやすい状態ですね。
一般的には、約90分間隔でレム・ノンレム睡眠を繰り返すと指摘されています
これらの「明晰夢を見る方法」は一度に試す必要はなく、自分に合った方法を見つけることが大切。
そしてテクニックを試す際には、自身の睡眠や健康に配慮することも忘れてはいけません。
強制的に明晰夢を経験しようとせず、自然な流れで体験することが理想的です。
不眠になったら本末転倒
明晰夢は、自分の内面を探求し、新たな創造性を引き出すための鍵となり得ます。
自分の心と向き合い、未知の可能性を開拓する旅に出てみてはいかがでしょうか。
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