真面目だけどミスが多い人の特徴は?仕事でミスばかりして自己嫌悪になる人への対処法

当サイトのコンテンツには広告が含まれる場合があります。
真面目だけどミスが多い,職場,対処法,理由,原因,ミスが多い
  • 真面目だけどミスが多い人(本人は自己嫌悪)
  • 一生懸命だけど、致命的に仕事ができない人(性格はいい)

悪気はないけれど、職場ではお荷物になっている。周囲はフォローで消耗。

上司や同僚としては、対応に苦慮しますよね…。

仕事でミス→本人は真面目だから自己嫌悪→オドオド…→ますますミスする

まるみ(臨床心理士)

これの無限ループ

今回は、真面目だけどミスが多い人の特徴を深掘り。ミスを連発する理由とよくある原因をまとめました。

それというのも、ミスが多い「原因」に合わせた対処法じゃないと効果は薄いから。

まるみ(臨床心理士)

自己嫌悪を感じる人は改善の余地あり

そして、自分がミスを連発して自己嫌悪を感じている人へ。

今日からできるセルフケア視点の対処法も、臨床心理士の視点で紹介しています。

まるみ,臨床心理士,40代,女めんどくさい
まるみ(臨床心理士)

バツイチ・子持ちの臨床心理士

  • 年齢:アラフィフの40代(女性)
  • 仕事:臨床心理士・看護師

自分は離婚しましたが、夫婦生活や結婚関係が専門のカウンセラーです。

実体験はいっぱいあるので、既婚者の恋愛・中年世代の恋愛も得意分野です!

目次

真面目だけどミスが多い人の特徴は?~仕事でミスばかりで自己嫌悪…

真面目だけどミスが多い,職場,対処法,理由,原因,ミスが多い

真面目なクズ、真面目だけど使えない…残念な状況の人

真面目だけどミスが多い人は、どこの職場にもいますよね。

怠けるタイプでもないし、いつ見ても一生懸命に作業しているのですが…ミスを連発。フォローが必要だから、周囲の負担もバカになりません。

本人も自己嫌悪しますが、やっぱりまたミス。

まるみ(臨床心理士)

昨日の反省はどうした?

そんな「真面目だけどミスが多い人」の特徴、まずは具体的に見ていきましょう。

対策を講じるには、まずは知るところから…です。

優しすぎる性格の人

真面目だけどミスが多い人には、実は優しすぎる人も珍しくありません。なぜなら他人に流されやすいから。

優先順位が高い仕事を後回しにして、性格の強い人から頼まれた雑用を先に片付ける。

まるみ(臨床心理士)

本来の仕事ではミス連発

その結果、自己嫌悪に陥るところまでがワンセットです。

真面目で優しすぎる人にミスが多い理由…
  • 常に他人の機嫌や顔色をうかがい、自分も影響される
  • 不本意でも、反論や拒否ができない(苦手)
  • 「今、忙しいんで!無理!」が言えない
  • 雑用が多すぎて、自分の仕事に集中できない

このタイプの人は、他人からの悩み相談にも快くつきあってくれます。

そして自分の時間は、ますます削られるばかり。

悩み相談する人って、だいたいは話が長いですから。

優しすぎる人は真面目だけどミスが多くなりがち…その理由

頑固に「自分のやり方」を変えない人

自分のやり方を頑固に変えない人。真面目一徹、星一徹。

柔軟性がないので、それが仕事でのミスに直結します。真面目だけどミスが多い人の典型例です。

まるみ(臨床心理士)

いわゆる、頭が固い人のこと

その特徴的な口ぐせは「でも…」。

新しいやり方や業務改善の提案には、まずは「でも…」と否定から入りますね。そして自分がやってきた方法に固執します。

IT化に抵抗して、何でも印刷したがるのもこのタイプ。

まるみ(臨床心理士)

でもも、ヘチマもなーい!

例えばこれは、私がかつての職場に転職したときのこと。

前任者が作成したExcelファイルを開き、表を訂正しようとしましたが

まるみ(臨床心理士)

どうしてもクリックできない

え?なんで?

よく見たらそれ、画像でした。

Excelに、Excel風の表(画像)が貼ってある…というシュールな画面。かつて一世を風靡した「一太郎で作成した表」だったようです。

※このエピソードで笑えたなら、あなたは40代以上です。30代以下は「一太郎」なんて知らないでしょ?



完璧主義者で融通が利かない人

完璧主義者で融通が利かない人も、真面目だけどミスが多いグループの筆頭株。仕事でミスすれば、ひとりドボンで自己嫌悪。

そしてそれが連鎖し、真面目にやっているのにミスが多い…と頭を抱えるわけです。

まるみ(臨床心理士)

いつまでも完成しない業務

  • 求められていないのに、高めの目標設定
  • 細かい工程もないがしろにしない
  • 書類やファイルは美しく作成
  • 9割以上は完了しないと次に進めない
まるみ(臨床心理士)

しかも他人には頼れない損な性分

たとえば、文書の一つ一つの単語を何度もチェックし、結局は締切を守れない。

数字の全角と半角、そんなのは枝葉末節だから、まずは完成させろー!

…と、怒鳴ってはいけません(過去の私へ)。

情報処理能力が職場のレベルに合っていない人

まるみ(臨床心理士)

シンプルに教育機会が足りていない人材

情報処理能力が職場のレベルに合っていない人は、仕事の速度や複雑さに対応できない。

それが理由で、真面目だけどミスが多いように見えてしまいます。

  • 異業種から転職した人
  • 事務処理レベルが低い人
  • 文章読解のスキルが低い人

自分の経歴とスキルを水増しし、前職よりもハードな職場に転職した人も陥りやすいです。

ただし上司や環境に恵まれれば、エースに化ける人もいます。

指示待ち人間(自分の頭で考えない人)

やれと言われたことしかしない、指示待ち人間。

与えられた仕事しかしないから、応用がきかずすぐにクラッシュ。真面目だけどミスが多いのは、自分の頭で考えないからです。

まるみ(臨床心理士)

世間話の相手としては無害なんですが

このタイプの人こそ、AI技術やらロボットが発達すれば、まず仕事を失うグループ。

定型作業だけなら、プログラミングしておけますから。



真面目な人だけど職場でミスが多い理由や原因は?

真面目だけどミスが多い,職場,対処法,理由,原因,ミスが多い

真面目だけれども職場でミスが多い。

職場と人材のミスマッチが起きているわけですが、そうなっている理由は何でしょう?

まるみ(臨床心理士)

本人にも原因がある

ここでは、真面目な人なのにミスばかりで使えない理由や原因を具体的に紹介。

あなたの職場の「アノ人」について、当てはまることがないかチェックしてみてください。

HSP(繊細さん)気質

真面目だけどミスが多い人の原因に、意外と多いのがHSP気質。

まるみ(臨床心理士)

いわゆる「繊細さん」です

HSP(Highly Sensitive Person)とは、感受性が非常に繊細で、小さな変化にも強く反応しやすい特性のこと。病気や障がいではありませんが、先天的な性格気質のひとつです。

アメリカの心理学者エレイン・アーロンが提唱し、全人口の5人に1人は該当するとされます。

光や音など物理的な環境刺激だけではなく、ちょっとした批判や意地悪な言葉にも傷つきやすい。それが原因で、仕事に集中できなくなることは珍しくありません。

まるみ(臨床心理士)

空気を読みすぎる人たち

上司から軽く注意されただけなのに、「あんた使えないから、もう仕事辞めれば?」くらいに受け取ってしまう。

頭が真っ白になり、ますます凡ミスを連発する…という負の連鎖です。

発達障害がある

発達障害を持つ人々は、情報処理の方法が独特。

だからこそ合わない職場では、真面目に頑張っていてもミスが多くなりがちです。

まるみ(臨床心理士)

本人は自己嫌悪

たとえば、ADHD(注意欠如・多動性障害)やアスペルガー症候群などの発達障害では、集中力の維持が難しかったり、コミュニケーションの誤解が生じやすい。

なのでチームワークを要する職場や、マルチタスク処理の作業は、周囲の足を引っ張ってしまう。

これは元々の特性なので、本人に直すように強制するのは非合理的です。

まるみ(臨床心理士)

環境を変えた方が早い



メンタルの病気で情緒不安定

メンタルの病気を抱えている人は、どうしても情緒不安定になりやすい。これが仕事の能率に影響し、ミスが多い人…となる。

しかも真面目な人、完璧主義の人ほど精神的にダウンしがちです。

まるみ(臨床心理士)

真面目だけどミスが多い「あるある」

例えば、うつ病や不安障害などの状態では、集中力が落ちたり、仕事へのモチベーションが維持できなくても仕方がない。

でも真面目な性格の人は、そんな自分が許せないわけです。

まるみ(臨床心理士)

悪口言われてる?と疑心暗鬼もね

それがさらにメンタルの状態を悪化させ、ミスの連鎖につながる。

少し休んでと促しても、なかなか言うことを聞いてくれないから、自分で自分の首を絞めるばかりです。

教育レベルが足りていない

職場で求められるレベルのスキルや知識が不足している。

真面目な人なのにミスが多い背景には、そんな残念な事実もよくあります。

まるみ(臨床心理士)

サボってないから余計にミスが目立つ

若いうちに転職経験があれば、郷に入っては郷に従えを実践しやすいです。頭がまだ柔軟だから。

残念なのは、ひとつの職場に20年以上勤めて、それから転職したような例。

前職のローカルルールから

まるみ(臨床心理士)

頭の切り替えがなかなかできない…

職種特有のスキルはもちろん、新しいやり方や作業方法を吸収することまで、教育レベルが足りずに浮いた存在となります。

これが一時的なことなのか、もうずーっとミスが多いままなのか。

明暗を分けるのは、次に紹介する「本人のプライド問題」が関係してきます。

プライドが高く相談できない

真面目だけどミスが多い人で、よくあるウイークポイントは「プライドが高い」ことです。

つまり、周囲に相談できない。

「自分は真面目にやっているのに」という意識もあるし、それが態度にも出ている…のですね。

  • 不備を指摘されたら、「でもそれは…」と反論
  • 助けてもらっても、「ありがとう」を言わない
  • 年下の上司・後輩には素直になれない
  • 無駄話はせず、黙々と作業する
  • わからないことは、放置される

真面目だからって、何でも許されるわけないのに、ねえ。

少しの愛嬌があれば、きっと解決できることばかりなのが一番残念です。



真面目だけどミスが多い「職場の使えない人」への対処法は?

真面目だけどミスが多い,職場,対処法,理由,原因,ミスが多い

真面目だけどミスが多い人は、悪気がないだけに、職場での取り扱いには注意が必要です。現実としては「職場の使えない人」であっても、大事件を起こしたわけではないので。

むしろ問題なのは、

まるみ(臨床心理士)

適切な采配ができていない上司…(小声

ここでは、真面目に仕事をしているのにミスが多い人へ対処法を紹介します。

決してサボっているわけでないので、うまくハマれば欠かせない人材に化けるはず。個々の能力を最大限に活用し、自信を回復させるのが目標です。

業務は具体的に指示する

真面目だけどミスが多い人へは、まず業務の指示を具体的に行うことです。

プログラミングの要領で、「いつまで」「何を」「手段と方法」「完成形のイメージ」「誰にわかるように」…と細かくどうぞ。

まるみ(臨床心理士)

NGなのはこんな表現や指示です

  • 常識的に
  • 普通は、普通に
  • 失礼のないように
  • 適当に
  • いい感じで
  • だいたいで
  • ちゃんとして
  • しっかり

これは、上司の力量こそ問われますね!

「報連相」には「おひたし」で返す

真面目だけどミスが多い人は、往々にして「また怒られる…」と怯えています。

だから上司への報連相(報告・連絡・相談)も、だんだんと遠慮がちになっていきます。

まるみ(臨床心理士)

ますますミスを重ねる

そこでおすすめの対処法は、報連相に対して「おひたし」で返すこと。

部下の能力を引き出して伸ばす方法として、一時期SNS上で話題になりましたよね。

上司の対応「おひたし」とは?…
  • 「お」 怒らない
  • 「ひ」 否定しない
  • 「た」 助ける
  • 「し」 指示する(必要であれば)
まるみ(臨床心理士)

こんな上司なら、話しかけやすいでしょう?

自己嫌悪で委縮して、なかなか負のループから抜け出せないのが「真面目だけどミスが多い」人の傾向。

でも「おひたし」上司の元なら、自分の行動が認識され、価値を見出してもらえると感じられます。その結果、自信を持って次の行動に移れるようになれば大成功です。



言い訳ではなく「改善策」を考えてもらう

真面目な人って、言い訳もけっこう長い…ですよね。だから余計に、周囲はイラっとする。

なので真面目だけどミスが多い人に対しては、この対処法です。

最初に改善策を考えてもらう。

その次に、言い訳を聞く

一番の利点は、言い訳の分量が劇的に短くなること。

改善策を考えること、それをアウトプットすることで満足し、言い訳したい欲が沈静化される効果を狙います。

まるみ(臨床心理士)

真面目な人は改善策も一生懸命考えますから

できることのリストを作る(見える化)

真面目だけどミスが多い人は、基本的にいい人だけど、頭が切れるタイプではありません。

大量の情報を処理しつつ、同時進行でアウトプットしていくのは難しい。そして自分のキャパシティも把握していないから、ミスを繰り返すのです。

まるみ(臨床心理士)

対処法は「できること」を見える化

  • できることのリストを作成
  • 必要な労力別にカテゴリー化
  • 関係する部署や人物ごとにカテゴリー化
  • 自分しかできないことを抽出

真面目だけどミスが多い人の頭の中は、あまり整理されていないです(経験談)。

それを上司が外から推察しても、わかるわけがない。

まるみ(臨床心理士)

前提条件をお互いに共有するのは大切

業務の優先順位をいっしょに考える

なぜ真面目に働いているのに、ミスが多いのか。

まず疑うべきは、「優先順位が把握されていない」可能性です。

まるみ(臨床心理士)

優先順位の考え方がズレているかも

真面目だけれども職場でミスの多い人とは、短期間でもいいので、一緒に業務の優先順位を考えることが有効な対処法です。

つまりは(職場で求められる)思考プロセスを追体験して、それを真似してもらうという方法。

  • 前日、退勤前に次の日のタスクリストを作成
  • 当日、一日の始まりにその日のタスクリストを見直す
  • 作業に必要な時間と締め切りを書きだす
  • どの作業を優先すべきかを上司や同僚と相談
  • タスクを達成したら、その都度チェックを入れる

1週間~1か月くらいでも、目に見える効果が出てきます。

ミスの頻度が減ることはもちろん、職場内や上司とのコミュニケーションも深まっているはずです。

まるみ(臨床心理士)

もし上司のあなたが耐えられれば



真面目だけどミスが多い人の末路は?~仕事でミスばかりの職場クラッシャーへ

真面目だけどミスが多い,職場,対処法,理由,原因,ミスが多い

真面目だけどミスが多い人は、職場で孤立しがちです。

まるみ(臨床心理士)

自分自身も自己嫌悪で追い詰められる…

自分の失敗を他人のせいにしたり、ミスを恐れて行動できなくなったりすることで、周囲との関係が悪化。職場クラッシャーと見なされれば、昇給や昇格の機会を失い、精神的な不調に陥ることも少なくありません。

ここでは、真面目だけどミスが多い人の残念な末路をまとめました。

人のせいにしてしまう

真面目だけれどもミスが多い人がつい、自分を守るためにやってしまうこと。

それは、自分のミスを人のせいにしてしまう行動です。

まるみ(臨床心理士)

真面目にやっている自分は「悪くない」

典型的な他責思考で、周囲を悪者にすることで、責任逃れをしたがっていると見なされます。

例えば、自分が締め切りを守れなかったのは、他人の指示が不明瞭だったせいだと感じる。それを誰かひとりにグチっただけでも、次の日には職場で広まっています。

まるみ(臨床心理士)

周囲のなんとなく冷たい雰囲気

孤立化していく第一歩です。

真面目だけどミスが多い人「あるある」、人のせいにする人の現実は…

ミスが怖くて動けなくなる

ミスを恐れるあまり、何も行動できなくなることも、真面目だけどミスが多い人がたどる末路です。

失敗して嫌な思いをしたことがフラッシュバック。決まったルーティンでも、ふと「大丈夫かな」と怖くなります。

まるみ(臨床心理士)

指示待ち人間へ転落

成果を出す可能性を放棄し、キャリアも停滞。

そもそも指示待ち人間は、基本的に給料ドロボーですしねえ(経営側から見ると)。

真面目な人の多くは、その事実も理解しているので、

まるみ(臨床心理士)

ますます自己嫌悪



昇給・昇格の対象から外れる

継続的にミスを繰り返す人材は、昇給や昇格の対象になりにくいです。

役職を上げたいなら結果が全てだし、年功序列でしがみつける職場は、それほど多くありません。

まるみ(臨床心理士)

今の中高年男性がギリギリ逃げ切り世代

真面目だけれどもミスが多いと成果が出せず、人事評価があがるわけがない。役職なしで、しかもミスを連発する古参スタッフに、職場の目は冷たい…。

まるみ(臨床心理士)

新入社員にも軽んじられる

結果として職場での立場が不安定になるのは、真面目だけどミスが多い人の末路あるあるです。

職場クラッシャーとして孤立する

いくら真面目でもミスが多い人は、業務を物理的に妨害しているようなもの。

それが「職場クラッシャー(壊す人)」と見なされ、同僚や上司から孤立することもあります。

まるみ(臨床心理士)

職場のお荷物扱い

こんな評価は個人の自尊心を傷つけ、それに本人も気づいてやる気を低下させるから、ますますミスが増える負の連鎖。

職場での人間関係も、当然悪化するばかりの末路です。

職場クラッシャーには二種類!真面目だけどミスが多い人とそれから…

精神的に落ち込み退職へ

真面目だけどミスが多い状態が続き、職場での孤立が深まると、最終的に精神的な落ち込みを招きます。

そして末路には、退職を考えるようになる…。

まるみ(臨床心理士)

身体の不調も出てきます

残念なことに、職場の反応も「あ、そう」と無関心なもの。

上司としても、すごくすごーく大変なので、真面目だけどミスが多い人は「使えない人」と切り捨てられがちです。

だからね、この段階になる前に

まるみ(臨床心理士)

対策やセルフケアをしませんか



【仕事でミスばかりで自己嫌悪】真面目だけどミスが多い人のセルフケアは?

真面目だけどミスが多い,職場,対処法,理由,原因,ミスが多い

真面目だけどミスが多い人は、根が「真面目」なだけに、自己嫌悪に陥りがちです。

まるみ(臨床心理士)

もちろん本人だけが悪いわけではない

無理しないといけないような職場環境も原因のひとつ。だからこそ、自分を責め続けることは解決にはなりません。

ここでは、自己嫌悪のスパイラルから抜け出すためのセルフケア方法を紹介。まずはできることから始めてみませんか。

夜は寝る(睡眠が全ての基本)

睡眠こそ、全ての基本。

十分な睡眠がストレス耐性を高め、日中のパフォーマンスを向上させます。

まるみ(臨床心理士)

夜はしっかりと寝てください

真面目だけどミスが多い人は、しばしば睡眠不足に陥りがち。睡眠時間を削って頑張っているアピールをする人も見かけますが、それ逆効果です。

まるみ(臨床心理士)

理想は7時間以上の睡眠

疲労感が軽減されだけでなく、集中力や判断力が向上。

気分も安定しやすく、「ミスをしても次に生かそう」と前向きな気持ちになれる。

睡眠こそ、良い循環を引き寄せるセルフケアのひとつです。

メモしたら先輩に確認してもらう

真面目だけどミスが多いなら、そもそもいろいろ勘違いしたまま取り組んでいる可能性があります。

仕事でのミスを減らすためには、タスクや指示を正確に理解することから。メモを取るだけでなく、その内容を上司や先輩に見てもらうのが効率的です。

まるみ(臨床心理士)

一石二鳥どころではないメリット

  • メモを取る習慣がつく
  • メモの書き方が身に付く
  • 自分の「理解グセ」がわかる
  • 単純に勘違いしていたことが判明
  • 上司や先輩との距離感が縮まる

もちろん、一生やる必要はありません。

1週間や1か月など、期限を区切ってチャレンジしてみてください。

まるみ(臨床心理士)

上司も期間限定の方がありがたいはず



優先順位は「相手のある仕事」から

複数の業務をこなすためには、優先順位の設定がすごく重要。

ですが真面目だけどミスが多い人は、目についたタスクから手を付け、未完成なのに別のタスクに手を出す。その結果どれもこれもが中途半端で、締め切りも破りがちです。

まるみ(臨床心理士)

あるいは簡単そうな案件から手を出す

今のやり方でミスを連発しているなら、こんな優先順位の考え方をどうぞ。

他人との約束や締め切りが設定されているタスクを優先

つまり「相手のある仕事」だけは、きっちり取り組むと決めておく。それ以外は、後回しでも仕方がないと割り切るのです。

じゃあ、ずっと放置される作業はどうするの?

まるみ(臨床心理士)

それ、あなたの仕事ではないってことです

マルチタスクにしない

マルチタスクとは、複数の作業を同時進行に進めること。

一見効率的に見えますが、実際には集中力を分散させ、ミスを誘発するだけです。

まるみ(臨床心理士)

本当に「デキる人」がするべきこと

真面目だけどミスが多い人は、一度にひとつのタスクに集中し、順番に完了させる方が合理的です。

もしどうしても、まとまった時間を確保できないなら、タスクを分割すること。

数分~15分以内でできる作業に分け、順番に片付けていくと

まるみ(臨床心理士)

いつの間にかタスク完了です

転職を検討する

もしかすると現在の職場環境が自分に合っていないことが、ミスの多発や自己嫌悪の根本原因かもしれません。

真面目だけどミスが多いのは、あなたのスキルと求められている内容が一致していないから

そんな悲劇も、実は珍しくないのです。

まるみ(臨床心理士)

転職も選択肢です

真面目に働いているのに、サボっているわけでもないのに、毎日ミスを連発…っておかしいでしょ。

人間関係や職場のローカルルール、通勤時間が長すぎるとか、あなたに負担がかかっているから、実力を発揮できないケースもよくあります。

まるみ(臨床心理士)

いつまでそこで消耗しているの?

石の上にも三年とか、転職先でも通用しないだろ?とか、そんなのは呪いの言葉。

あなたを必要とする場所は、今の職場ではないようですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次