HSP、あるいは「繊細さん」とされる女性。その特徴的な性質や「生きづらさ」は、最近知られるようになってきたばかりです。
私の職場にも、HSPの女性がいて対応には試行錯誤しました(上司がね)。
HSPは、ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP:人一倍繊細な人)の略。
視覚や聴覚の五感など、生まれつき感受性が強くて、些細な刺激にも影響されやすい人のこと。その特徴から「繊細さん」あるいは「びっくりしやすい人」と表現されています。
人口の15~20%(5人に1人)が該当するとの統計データもあり、決して珍しい存在ではありません。
もちろん男性にもHSPの人はいますが、先に注目を浴びたのはHSP女性です。
何だかんだ協調性が求められるのが女のコミュニティだから、でしょうか…ね?
HSP女性の特徴を網羅したトリセツがほしい
今回は、HSP女性の特徴と「あるある」なエピソード、hsp女性へのNGワードなど、対処法につながる情報をドーンと紹介。
HSPの性質がストレスに感じる女性や、職場の「びっくりしやすいHSP女性」との付き合い方に悩むみなさん(同僚・上司)。
どちらの立場でも、参考になるとうれしいです。
- 年齢:アラサー
- 仕事:看護師(病棟・内科系)
- 彼氏:…実は不倫を卒業したばっかり
- 過去の彼氏たち:ダメンズ多め
- 好きなもの:めんどくさい女エピソード
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HSPの女性の特徴は?びっくりしやすい繊細な人で感受性豊かだが…
職場にいる「びっくりしやすい女性」は
もしかするとHSPの女性かも
HSP女性の特徴としては、まず「繊細さ」は外せない。感受性が非常に高く、周りの環境や人々の感情に敏感に反応します。要するに、びっくりしやすい人。
とは言え、これだけだとふわっとして実態がつかみにくい。単に「扱いが難しい、神経質な人」みたいに聞こえます。
でも本当は…
「弱い立場の人」に最初に気づける人
ここでは、HSPの女性の特徴を詳しく深掘り。
HSPは病気ではなく、生まれ持った特性・気質ですから、ユニークな個性として本人も周囲も付き合う方が合理的です。
感受性が強く周囲の雰囲気にのまれる(空気を読む)
HSP女性の一番の特徴は、その感受性の強さ。だから周囲の雰囲気に強く影響され、それが自分の体調にも反映されます。
怖いくらいに「空気を読む」のがHSP
例えば、職場での緊張感や家庭内の不和など、周囲の空気を敏感に察知し、それにのまれやすいです。
そして自分の感情は抑えて、他人の気持ちや状況を深く理解しようとする。
だから当事者ではないのに、動悸がドキドキ、ストレスを感じてしまうわけ。
「あなた、関係ないでしょ?」
結局、上司に冷たく言われて、さらに気持ちがズーンと下がるのがオチです。
感覚が敏感で光や電子音も苦手
生まれつきHSP女性は、五感が非常に敏感。
特徴としては、光や電子音などの刺激、強い匂い、怒鳴る人に弱い傾向があります。
びっくりしやすい女性なんです
- 明るすぎるオフィスの照明
- コンピューターの画面のちらつき
- (他人がやっている)ゲームの音楽
- LINEやスマホのプッシュ音
- 男性のくしゃみ(大音量)
- PCキーボードで力いっぱいタイピングする音
- おばちゃんが電話に出たときの甲高い声
- 柔軟剤の人工的な香り
リストにしたらキリがない…
HSPの女性は、出勤するだけでけっこうなハードミッションです。
繊細で涙もろい(ストレスに弱い)
HSPの女性は感情が豊かで、涙もろい特徴もあります。
それが長所でもあり、めんどくさい部分でもあり、本人も周囲も付き合い方が難しい。
心の琴線が振動しまくり
映画や音楽、他人の感動話に心を打たれやすく、予告編で泣いちゃうのは、まあイイのです(素敵なことです)。
だけど職場ライフで大変なのは、緊急時の指示受けでも、すぐ動揺しちゃうこと。
私の職場は病院で(看護師です)、患者さんの急変時には、主治医も担当ナースも救命で頭がいっぱいです。
主治医:「○○(薬剤や処置する器具)持ってきて!」
担当ナース:「○○どこ?早く!」(患者さんの処置しながら)
たまたま出勤していたナース(HSPの女性):「え?え!?(どうしよう、怒られた…泣)」
ざっくり言うとコレ
その○○をナースステーションから持って来ればいいだけの話…なんですがね。
わからなければ、別の看護師に聞けば?って…ね。
しかも誰も怒ってないし。
1対1が好き(グループは苦手)
HSPの女性は、1対1の関係の方が好み。一方で、グループで過ごすことは苦手な傾向があります。
ここはコミュ障と重なる印象
女友達でも、2人で過ごすときは楽しそうなのに、女子会は乗り気じゃない。
職場の昼休みでも、少人数のお弁当タイムなら和気あいあいですが、人が増えると途端にスマホに没頭する…感じ。
「3人グループになると、しんどい」
これは職場の同僚(HSPの女性)がいつも言うことですね。
でも2人きりの濃密な空気作りはウマイ
だからHSPの女性が恋愛すると、どんどん二人の世界へ…。
彼氏が途切れない人も珍しくないのが特徴的です。
他人の顔色や機嫌の変化に気づきやすい(共感力)
HSP女性の特徴として、共感力の強さも欠かせません。他人の顔色や機嫌にすごく敏感で、つい右往左往してしまいます。
誰にも頼まれてないのにね
- 先輩に挨拶したのに返事がない…(私に怒ってる?)
- 先輩が引き出しを乱暴に閉めた…(私に怒ってる?)
- 先輩が給湯室から戻ってこない…(機嫌が悪い?)
- 先輩がため息をついた…(私のせい?)
これは私の職場で実際にあった例ですが(HSP女性は私の後輩)、この先輩…
マジで、本当に何も考えてないです
ちょっとガサツなだけです。脳みその9割が筋肉です。
HSPの女性は、周囲の人々の微妙な表情の変化や、言葉のニュアンスを敏感に察知。というか、深読み。
そして、自分のせいではないかと心配します。
他人に理解してもらいたがる
いろいろと繊細な特徴を抱えるHSP女性。ですが、「か弱い」人ではありません。
わかってもらいたい欲求は強め
これは、HSP女性と職場で「やりにくさ」が生じる原因のひとつでしょう。
HSPの女性は、自分の繊細な感受性を他人に理解してもらいたいと強く主張しがちです。
あ、訂正。
本人はそのつもりでなくても、「配慮して!と強く主張している」ように見える。
ですがそれは、HSPの特徴「繊細さ」だからこそなので悩ましいです。
- HSPだから、自分の感じ方や反応が他人と違うと自覚
- 誤解されやすいだろうな…と推測
- 誤解された気配は、空気でわかる
- 職場での小さな批判や指摘にも心が傷つく
- しんどい…、でも繊細だから仕方ないの
- ワザとじゃないの
- それだけでも、わかってほしい
HSPの特性を理解していない人には、「めんどくさい人」と切り捨てがちなのも事実。
それも敏感に伝わってくるから、HSPの女性は「わかってもらいたい」と空回りするのです。
誰にも嫌われたくないから八方美人
HSP女性は、共感力が高いし空気も読める。そして、誰にも嫌われたくない。
だからこそ、八方美人になりやすい特徴があります。
HSPな人の願いは「みんなが機嫌よく過ごす」こと
例えば、友人や同僚が悩んでいるとき、HSP女性はその悩みを自分のことのように共感し、いっしょに苦しみます。
一方で、友人の成功も我がことのように喜ぶのです。
こういう人に悩みを相談したくなりませんか?
だからHSP女性の特徴がうまく活かせれば、八方美人ではなく、職場のバランサーへ。
みんなのメンタルをサポートする、欠かせない人材になるわけです。
HSP女性の「あるある」は特徴的!びっくりしやすい以外にも…
HSPの女性はどんな人?
そう聞かれたら、特徴を細かく説明するよりも「あるある」エピソードを伝えた方が早いです。
愛すべき繊細さんですから
ここでは、私の職場にいるHSP女性の実態やあるあるエピソードをまとめました。
大きな音に過敏に反応(びっくりする)
HSP女性は大きな音に特に過敏で、容易にびっくりします。リアクション芸人か?ってレベルで。
その反応に、こちらもびっくりします。
職場はびっくりの連鎖
- 会話が途切れた瞬間、たまたま鳴り出した電話
- バタンと強くドアが閉まった音
- 「なにこれ!」と突然叫んだおばちゃんスタッフ(PCがフリーズしただけ)
- 軍歌を歌い出した患者さん(認知症)
律儀に「え…!!!」とHSP女性が驚くから、毎日がびっくり記念日。
後輩男子など、おもしろがって「うわっ!」と背後から驚かせようとしますが、マジで止めてください。
本人は本気でイヤがっています
空腹だと精神的に不安定
HSP女性は、おなかペコペコに弱い。
空腹時には、精神的に不安定になりやすい特徴があります。
可愛らしいでしょう
食事のタイミングが遅れるとイライラしたり、集中力が低下したり…。
これは血糖値の変動が感情や気分に直接影響を与えるためです。
身体の中も繊細さん
本音を言えば、大人なんだから自分でコントロールしてくださいって話ですが、ねえ。
私のロッカーにチョコや駄菓子が完備されているのは、みんなHSPの女性への気遣いです。
私も一緒に食べますが、
それはお付き合いです
職場でクラッシャー女のターゲットになる
職場にいるクラッシャー女とは、人間関係を破壊していくトラブルメーカー。
悪口や陰口、会話での印象操作を駆使して、みんなの仲が悪くなるように仕向けます。
一種の人格障害よね
そんなクラッシャー女に利用されやすいのが…、そう!HSPの女性あるあるです。
意見をはっきりと言えない、文句を言えないといったHSPの特徴こそ、クラッシャー女の大好物。繊細さや感受性の強さも、クラッシャー女にとっては攻撃材料です。
HSP女性の八方美人な特徴も火に油
クラッシャー女の常套手段は、ターゲットに関する陰口や印象操作によって、居心地を悪くすること。
そして、そもそも場の空気に敏感で深読みしがちなHSPの女性。
最初から勝負はついています
美しいものに心が支配される
同僚のHSP女性と工場夜景を見に行ったときのことです(北海道では有名な室蘭の工場群)。
工場夜景とは、その名の通り、夜中も稼働する工場の灯りを愛でること。不揃いな灯りがチカチカと点滅し、それがドーンと迫ってくる様子は、確かに迫力のある光景です。
工場だから下から見上げる
「すごいね~」と、同僚に話しかけるワタクシ。
でも返事がないので、顔を覗き込むと…
同僚、泣いてました
それも滂沱の涙。
涙目ではなく、本気泣き。しかも声もなく。
女優さんかと思っちゃったよ。
HSP女性は、美しいものに対してとても敏感で、心が深く影響を受ける
その特徴は知っていましたが、いや、マジでこれ?こういうこと?
結論:HSPの女性とドライブに行くのは楽しい。
優しすぎる人になり1人で抱え込む
正直な感想として、HSPの女性と一緒にいるのはメンドクサイことが多いです。
それこそ「HSPの女性あるある」
だけど放っておけないのは、繊細がゆえに優しすぎるところ。
さらにHSP女性は、自分の問題を1人で抱え込む傾向が特徴的です。
勝手に「自分のせい」と思い込むヤツも含む
他人の感情や問題に深く共感するのはいいけど、それが自分の責任かどうかは別の問題。
八つ当たりされてるのに、「自分のせいで、あの人の機嫌が悪い」と受け止めるのがHSPの女性あるあるです。
せめて周囲にグチって発散すればいいのに、それもしないで孤立する。
ひとりでズブズブと闇落ちしていくから、「勝手にすれば」とは言えないです。
HSP女性の顔の特徴は?
職場にHSPの女性がいて、周囲との何やかんやに巻き込まれ続けると、だんだんピンとくるようになります。
あ、この人HSPっぽいな~
HSPな女性の顔は美人かどうかでなく、「HSPの気配」がある。繊細さと内面の感受性が表情にじみ出ているのが特徴的です。
え、どういうこと?
詳しく説明します。
目に光がない
HSP女性の顔は、目に光がないと感じられるのが特徴的。
目鼻立ちがくっきりした美人顔でも、少しだけ影があるような。話している最中で、ふっと遠くを見るような、目が泳ぐような表情が出ます。
説明が難しい…
HSP女性は些細な刺激でストレスを感じやすい。
それって、ある意味「ガードが緩い」ことですから、自分の不安も外にダダもれなのでしょう。
ぼんやりとした微笑み
ぼんやりとした微笑みを浮かべることも、HSP女性の顔の特徴でしょう。
そうですね、口元のみ微笑を浮かべたアルカイックスマイル。
目には光がない
怒ってないし、悲しそうでもないけど、目元の表情が薄い。でも口元は笑顔だから、不機嫌でないのはわかる。
ただしすぐ泣く
考えられる理由は、HSPの女性自身が「繊細に反応しないように」努力していること。
周囲からの刺激をさえぎりつつ、自分の感情を揺さぶられないように、不安やストレスを処理している…のかな。
他人の顔色をうかがう表情
そしてHSP女性の顔で最も特徴的なのは、他人の顔色をうかがう表情です。
これは目に光がないよりも、アルカイックスマイルよりも、「あるある」と言える。
オドオドした目つきだったり
HSP女性はそもそも他人の感情や反応に敏感で、不機嫌な空気を「自分には関係ない」とは割り切れない。
自己中心的な人なら、「あいつが悪い」と簡単に責任転嫁してストレスフリーですが、HSPの女性はそれができない。
顔の特徴に出ちゃう…よね
HSP女性の特徴的な悩みとは?
HSP女性の悩みとそこへの過程には、共通した特徴があります。
どれも繊細さが原因で、雑なタイプの人からは理解されないことばかり(それ自体もHSP女性の悩み)。
詳しく紹介します
くよくよと些細なことも深読みする
小さな刺激もスルーできず、心の中に積み上げていくHSP女性。だから些細なことも深読みしてしまう傾向があります。
考えすぎなんです
例えば、同僚のちょっとした言葉や行動を過剰に分析し、自分が何か間違ったことをしたのかとウジウジ悩む。
後で聞いた同僚の方こそ、びっくり仰天だったよ。
「私、あの人には嫌われてるの(どよーん)」
これもHSPの女性同僚からは、本当によく聞くセリフです。
実際は、どうとも思われていません。
マルチタスクが苦手
HSP女性は、マルチタスクが苦手であることが多いです。
その理由はシンプルで、一度に複数のことを処理すると、受ける刺激も足し算・掛け算。だからすぐに許容量を超え、ストレスMAXでオーバーヒートです。
マネジメントではなくスペシャリスト向き
もし部下がHSPの女性なら、一気に複数の業務を渡すより、ひとつのタスクに集中できる采配がおすすめです。
イチイチ完了報告に付き合うのは手間ですが、複数のタスクを中途半端で放り出されるより
100倍マシです(実感)
恋愛ではモラハラ男に好かれがち
HSP女性は、コミュ障とは限りません。だから彼氏がいるし、いっそ彼氏が途切れないHSP女性も珍しくないです。
でも…
モラハラ男性に引っかかりやすい
モラハラ男が好むのは、自己肯定感が低く、コントロールしやすいタイプの女性です。
そしてHSP女性の繊細さや共感力の高さは、モラハラ男が求める理想にぴったんこ。
相手の顔色や機嫌を気にして、空気を読んでくれて…
モラハラ男にとってメリットしかない
HSP女性は恋愛でも消耗しがちと言われますが、これが大きな理由のひとつです。
人間関係の距離感がわからない
HSP女性は、他人の機嫌に敏感で共感力が高い。
それが裏目に出ると、人間関係の距離感がわからなくなります。
HSP女性の悩みあるある
他人の辛さを自分ごとのように感じ、HSP女性自身もストレスを感じる。
ですけどね、その人と入れ替わることはできないんです。
勝手に心配して、当の本人より落ち込む。
それを知った本人から、ウザがられる。
HSP女性の人間関係:負のスパイラルパターン
そしてHSP女性も、その結果を薄々感じるから、自分が相手にとって重荷になっていないかと過剰に心配するわけです。
完全なるひとり相撲。
ついに疲れ切ったHSP女性は、1人の時間がないとダメになります…。
フレネミーおばさんに支配されやすい
職場でのHSP女性は、フレネミーおばさんにとって格好の餌食です。
フレネミーとは、友達のフリをして近づいてくる「敵」のこと。仲良くしていると見せかけて、裏では悪口・陰口を言いふらしたり、不利な立場に追い込もうと画策。
いわばトラブルメーカーですね。
HSP女性はその特徴として、八方美人的に振舞い、フレネミーおばさんを遠ざけられない。ですが一方では悪意ある言動に敏感で、それに深く傷つきます。
そこにつけこむのがフレネミーおばさん
HSPの女性が反撃しないことを前提として、フレネミーおばさんはやりたいホーダイ。
特定のHSP女性がターゲットになり、本人のいない場では、悪口大会の生贄デビューです。
HSP女性に言ってはいけない言葉は?:特徴的なNGワード一覧
人一倍繊細で、それを持て余しているHSPの女性。
言ってはいけない「NGワード」がいくつもあります。
悪気がなくても傷つく言葉
ここでは、職場や彼女のHSP女性へ避けた方がいい言葉をまとめました。
ちょっと気を付けるだけで、効果は絶大です。
「気にしすぎでしょ」「神経質じゃない?」:感情を逆なでする言葉
HSPの女性は、メンタルが強いとは言えません。自分が否定されることにも敏感です。
そして「否定された!」とびっくりして、頭の中は真っ白になります。
「気にしすぎでしょ」「神経質じゃない?」
だから、HSP女性の感情を逆なでする言葉は心に突き刺さり、いつまでもジクジクと傷みます。
だから、何?アナタに関係ないでしょ?
こうやって反撃できるなら、その人はHSP女性ではありませんね(たぶん)。
「いいからやって」「黙ってやれ」:強い命令の言葉
「いいからやって」「黙ってやれ」「まず終わらせてよ」
強い命令の言葉は、HSP女性にとってストレスの原因です。
そもそも圧倒的プレッシャーに弱いし、問答無用の指示の裏を深読みしてしまいます。
(嫌われた?仕事ができないと思われてる?サボったように見えた?えー…?)
作業の手も止まってフリーズ
HSP女性の自尊心を傷つけ、孤立感がじわじわと心に沁みわたる…。
ちなみに正解は、たぶんこんな声かけ。
「忙しいところごめんね?先にAの作業を終わらせてくれると助かるな」
めんどくさ~…と思いますか?
でも言うのは、たった10秒で済みます。だけどHSP女性が落ち込んだら、数日そのまんまかもね。
そっちの方が面倒でしょう。
「メンタル弱いね」「大げさだよ」:繊細さを否定する言葉
HSPの女性は、自ら望んで「繊細さん」になったのではありません。これは生まれつきの気質で、いわば個性のようなもの。
私が悪いわけじゃないのに…と、不当な生きづらさを抱えて日々を過ごしているわけです。
「メンタル弱いね」「大げさだよ」
だからHSP女性の「繊細さ」を否定したり、小ばかにするような発言は控えた方がいい。
周囲がびっくりするくらい、過剰な反応を示すことがあります。
身をもって体験済み(いや~、修羅場だった)
ちなみにHSP女性にとって、「繊細なこと」は生きづらさの一方で、自分らしさそのものです。
周囲に認めてもらいたいし、自分でも慈しんでいる。
そこを否定されたら、そりゃ怒るよね
「だから言ったじゃん」「好きにすれば?」:見放したような言葉
他人の機嫌や顔色に敏感で、空気を読んで、くよくよ深読みするHSPの女性。
なのに、なのに…、その行動は裏目に出ることが多い。
自分軸で考えて、全体を見ないから?
HSPの女性自身もそれをわかっているのか、見捨てられ不安も強いように感じます。
「だから言ったじゃん(冷笑)」「好きにすれば?」「勝手にどうぞ」
このような言葉は、HSP女性にとって「見放された!」と感じるには必要十分。
足元で地面が崩れ、真っ暗な穴に落ちたような絶望…だそうです(同僚のHSP女性談)。
どうして、そこまで落ち込む?
大雑把な人間としては、そう思わざるを得ませんが…、そんなことは愚問です。
だってそれがHSPの女性だから。
「ウザい」「感じ悪~い」:全否定する攻撃的な言葉
HSPの女性は、自分の繊細さは個性だと思いつつも、そのせいで嫌われるのでは…という不安を抱えています。
そこを鋭角にえぐるのがこんな言葉です。
「ウザい」「感じ悪~い」「めんどくさい人だよね」
誰でもムッとくる言葉ですが、「アンタに言われたくないわ」で終わらせるのがスマート。
ただしHSP女性はそれができず、「全否定された」と認識してどん底まで落ちます。
それがメンドクサイ…のだけども
とは言え、言ってはいけないNGワードが明らかなのは、HSP女性と付き合う利点でもあります。
避けるべきポイントがわかるから、探り合いが必要ない。
どこが地雷なのか巧妙に隠し、陰湿に印象操作をするクラッシャー女よりも
1万倍はマシです
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